ブラウザを知ろう!
ブラウザとはインターネットをおこなうためのソフトです。
サイトやブログ製作をおこなう上で、ブラウザ選択がとんでもない効率化になります。特徴や注意を知って効率のよいネットビジネスに活かしてしまいましょう^^
インターネットをするときにダブルクリックするアイコンこそが
ウェブブラウザと呼ばれるインターネット接続ソフトです。
Windowsパソコンの場合、インターネットエクスプローラ(通称IE)が既に設定された状態で
出荷されます。そのため多くの方はIEを利用していますよね。。
IEはWindowsを開発したマイクロソフトのブラウザで、
これまでブラウザのシェアをほぼ独占した状態で君臨し続けてきました。
この独占状態が問題で、ライバルが存在しないことからマイクロソフトはブラウザの
利便性向上を怠ってきた現状があります。
◆2011年2月計測 日本でのブラウザシェア
実はこのようにIEそのものの使用率は60%を割って大きく減少しつつあります。
代わって伸びているウェブブラウザはFirefoxとGoogle Chromeです。
なぜこのような現状になったのかには次のような理由が考えられます。
- IEはタブブラウザではないため重く、複数ページ確認がしづらい
- FirefoxはIEに近い管理画面で操作性が高く便利な拡張機能が使える
- Google Chromeはブラウザが軽く即座に立ち上がり管理もしやすい
IEは基本的にブラウザそのものが重く、開くまでに時間がかかってしまうというマイナスと、リンクをクリックした場合に新たにIEがもう一度立ち上がってしまうという難点がヘビーユーザーからは好まれていません。
想像しにくいかも知れませんので実例を見ていただきましょう。
★右の画像をクリックすると拡大します。
この状況経験ありませんか?もう嫌になりますよね^^;IEでは新たなページを読み込む際にその都度別でIEを立ち上げるプログラムになっています。
そのため次々にIEが起動し始めてしまい、画面を開いたページで埋め尽くしてしまいます。。
要するにこの写真の状況では、IEが5つ立ち上がっていることになります^^;
ブラウザの立ち上げや制御にはパソコンのシステムを大きく消費しますので、
ただでさえ重いIEがいくつも開いていれば快適な動作環境とは言えませんよね。
近年のPCは非常にハイスペックですからそんなに大きな問題ではないかも知れませんが、
それよりも問題なのは管理ですよね。開いたページで埋め尽くされて面倒この上ありません。。
こういった状況でイライラすることが多い方は少なくないはずです^^
タブブラウザの台頭とfirefox
このイライラに応える流れでシェアを伸ばしたのがFirefoxです。
同一ブラウザウィンドウ上にタブと呼ばれる表示ウィンドウ切り替え機能を搭載することで、複数ページの閲覧や操作性を向上しているのが大きな特徴です。
つまり、すでに起動しているブラウザで新ページを処理するのです。
実例を見ていただきましょう^^(先程のIEと同じ流れでネットしてみました。)
★右の画像をクリックすると拡大します。
まず管理がラクラクなのがもう画面でおわかりいただけると思います。リンクをクリックしても起動しているブラウザが別タブで読み込むのです^^
このようにひとつのブラウザ内で複数のURLを表示するブラウザを
タブブラウザと呼び、元祖であるFirefoxが急速に普及することになったのです。
現在IEもタブブラウジングの要素が組み込まれるようになってきましたが、
完全に出遅れて利便性はFirefoxをはじめとする他のブラウザに遠く及びません。。
Firefoxはオープンソース(無料)ツールで使用者からの要望などを積極的に取り入れ、
バージョンアップが自動でおこなわれセキュリティも向上してきました。
そしてなによりFirefoxのおおきなポイントはアドオンによる拡張機能です。
アドオンとは機能を追加するプログラムのことで、検索エンジンをポップアップ表示して
選べる機能や、フリーメールの受信通知が表示される機能などを選んで自分に合った
構成をセットすることができます。
これがシェアを伸ばしたきっかけですが、管理画面もIEを踏襲しており
IEからのスイッチに違和感がないことがFirefoxの最も大きな特徴と言えます。
★有効なオススメアドオンは次回以降でご紹介しますね^^
僕自身もFirefoxをメインブラウザとして使っています。とにかく便利です^^
Google Chromeの登場
そんな中イケイケの勢いを誇る検索エンジンの雄Googleが発表した
ウェブブラウザこそ今大注目されているGoogle Chromeです。
とにかく起動が早いという点とGoogleのネームバリューで急速にシェアを伸ばしています。
コイツは独自の無駄を排除した管理画面が特徴のタブブラウザです。
IEとFirefoxではブラウザ管理画面最上部ににツールバーと呼ばれるパーツが配置され、
ブラウザそのものの管理がおこなえるようになっていますが、Chromeの場合は
これらをほぼ排除したシンプルな構成になっています。
またまた実例を見ていただきましょう^^
★右の画像をクリックすると拡大します。
firefoxと同様リンククリックによる新ページ読み込みはタブで開きます。そしてなによりブラウザ起動の時間が非常に早いことがこのChromeの大きな特徴と言えるでしょう。
このようにブラウザのヘッダ部分にツールバーが存在せず、他のブラウザに慣れていると
物足りなさを感じるような画面です。
そして、特徴的なのがキーワード入力です。
キーワード入力窓を排除し、URL表示窓がキーワード入力を兼ねている構成になっています。つまりURL表示窓にキーワード入力すれば検索が始まるという簡単さが大きな特徴です。
最初に現在のブラウザシェアの分布をグラフでお知らせしましたが、
日本は特にChromeのシェアが驚異的に伸びています。
この理由はインターネットの使用目的の部分が大きく起因しますがシンプルで早く、
閲覧が効果的なブラウザとして需要とマッチしたのです。
またGoogle日本法人がテレビCM等で積極的にアピールしたり、ネット広告である
Googleアドワーズなどで知名度が一気に上がったことも大きな要因ですね^^
なによりそもそも検索エンジンの会社ですから安全性と利便性共にずば抜けています。
ChromeにもFirefoxのアドオンのように自分だけのカスタマイズができる
エクステンションという追加機能が備わっており、こちらも別の機会に紹介しますね^^
ブラウザを知っておかなければならない理由
さて、FirefoxとGoogle Chromeを紹介しましたが、
これらは必ずインストールして欲しいブラウザです。
ネットビジネスをおこなう際には複数ページを開き、メール管理をおこない
検索エンジン評価を確認し、表示されている画像をキャプチャ(データとして保存)する
などいろいろとやることが増えてきます。
簡単に言えばIEでは限界があるのです。
できないことはありませんが、非効率的なのです。
整理しやすく扱いやすいように自由に組み替えができることは想像以上に大きなことです。
また、ブラウザによる見え方の違いを確認するという理由もあります。
少し難しい表現になりますが、現在のウェブブラウザはそれぞれ
レンダリングエンジンと呼ばれるレイアウト反映プログラムが異なります。
そのため少し前まではIEで確認できるものがFirefoxでは表示されない
といったような状況が意外とありました。
現在ではバージョンアップ等によってこういった状況は非常に少なくなりましたが、
サイト製作をおこなう場合、使用作成ソフト等によってブラウザで見え方が異なることが
全くないわけではありません。
あなたのサイトやブログを閲覧者は当然ブラウザを使用して確認します。
ほとんどの方がIEを使用して閲覧するわけですが、シェアは大きく変わってきており
Chrome等で閲覧する方は今後ますます増加することが考えられます。
そのためにどのブラウザでもできるだけ誤差がないように確認する意味でも
これらのブラウザを導入し、作業面でも効率化を目指すべきだと思います。。
ダウンロードは非常に簡単ですのでやっておいてくださいね^^
ブラウザダウンロード
・Mozilla Firefox4
※Firefox4が正式リリースされました。
ツールバー等が様変わりしているようですので今後紹介していきます。
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タグ
chrome、firefox、IE、インターネット、インターネットエクスプローラー、タブブラウザ、ブラウザ2011年3月10日 | コメント/トラックバック(0)|
カテゴリー:ウェブブラウザ